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2023年8月25日
9月10日
22/08/2023
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注目のスター選手トップ30:20〜11

マニラ(フィリピン) - 今年最も大きなバスケットボールの大会となるFIBAバスケットボールワールドカップ2023への期待は高まるばかりだ。

今大会で注目すべきスター選手トップ30の第一弾(30~21位)はすでに掲載している。記事を読むにはここをクリック

次の10人をリストアップする前に、母国代表として驚くほど素晴らしいレベルのプレーを見せる選手もいれば、ワールドカップのエリートの中で自らの実力を証明しなければならないスター選手もたくさんいるということを、改めて強調しておきたい。

20.ビリー・エルナンゴメス(スペイン)

センター

生年月日: 1994年5月27日(29)
身長: 209cm / 6'10"
所属チーム: Barcelona (スペイン)

エルナンゴメス兄弟は、ガソル兄弟が残したとてつもなく大きな穴を埋めることに成功している。FIBAユーロバスケット2022のMVPは、ありとあらゆる大会でメダルを獲得し、その役割は年々大きくなっている。

とはいえ、世界の強豪を相手に同じパフォーマンスを維持するのは容易なことではない。

19.ニコラ・ブーチェビッチ (モンテネグロ)

センター

生年月日: 1990年10月24日(32)
身長: 213cm / 7'0"
所属チーム: Chicago Bulls (アメリカ)

2019年と2021年のNBAオールスタープレーヤーは、長年に渡りコート全域から得点を奪ってきた実績がある。さらにブーチェビッチは、リバウンドもこなす。

モンテネグロはポストアップのオプションも豊富で、ブーチェビッチのすぐ隣では、ボージャン・ドゥブリェビッチがプレーする。

18.ヨナス・バランチュナス (リトアニア)

センター

生年月日: 1992年5月6日(31)
身長: 211cm / 6'11"
所属チーム: New Orleans Pelicans (アメリカ)

リトアニアのヨナス・バランチュナスは、過去2回のFIBAユーロバスケットでダブルダブルを記録した唯一のプレーヤーである。

彼の容赦ないポストプレーは、アウトサイドからのソフトタッチによって補われている。しかし、リトアニア代表としてプレーしているときに、それを十分に発揮しているところは、まだ見たことがない。

17.RJ・バレット (カナダ)

シューティングガード

生年月日: 2000年6月14日(23)
身長: 195cm / 6'5"
所属チーム: New York Knicks (アメリカ)

FIBAユース大会からNBAまで、RJ・バレットはあらゆるレベルで活躍を見せてきた。FIBA U19バスケットボールワールドカップ2017の対戦相手は、バレットがMVPとして1試合平均21.6得点、8.3リバウンドを記録した傷をまだ引きずっているに違いない。

彼の得点力とファウルを引き出す能力は、カナダにとって不可欠なものとなるかもしれない。

16.エバン・フォーニエ (フランス)

シューティングガード

生年月日: 1992年10月29日(30)
身長:199cm / 6'6"
所属チーム: New York Knicks (アメリカ)

前回のFIBAワールドカップで1試合平均19.8得点を記録したエバン・フォーニエは、金メダルへの抑えきれない渇望を携えてジャカルタにやってくる。

直近のNBAでのシーズンが、レ・ブルー(フランス代表)での自信を奪ってしまったなどと考えてはいけない。大会直前のオーストラリアとの強化試合では、29得点を獲得している。

15.トルニケ・シェンゲリア (ジョージア)

パワーフォワード

生年月日: 1991年10月5日(31)
身長: 207cm / 6'9"
所属チーム: Virtus Bologna (イタリア)

肩の負傷のためにFIBAユーロバスケット2022でファンの前でプレーすることができなかったトルニケ・シェンゲリアは、FIBAワールドカップで素晴らしいデビューを果たすこととなるだろう。

多彩な得点能力は、シェンゲリアが代表チームの名ポイントフォワードになり得るという事実までもを、時に隠してしまうほどだ。

14.フランツ・バグナー (ドイツ)

スモールフォワード

生年月日: 2001年8月27日(22)
身長: 208cm / 6'10"
所属チーム: Orlando Magic (アメリカ)

バグナーにとって初めてのFIBAユーロバスケットで見せた印象的なプレーは、まだ人々の記憶に強く残っていることだろう。万能なフォワードである彼の1試合平均15.2得点という活躍は、ドイツの銅メダル獲得に大きく貢献した。

1歳年をとった今、彼のペイントへのドライブは対戦相手にとってさらに恐ろしい光景だ。

13.ルディ・ゴベア (フランス)

センター

生年月日: 1992年6月26日(31)
身長: 215cm / 7'1"
所属チーム: Minnesota Timberwolves (アメリカ)

ルディ・ゴベア はワールドカップで2度の3位入賞を果たし、フランスのディフェンスを支えてきた。ゴベアのディフェンスを交わすのは相手にとって常に難しい課題だったが、ここにきてスリーポイントシュートも加わったという。

Stifle Towerのニックネームを持つゴベアとの戦いに臨む若い選手たちは、さらに困難な時間を過ごすことになりそうだ。

12.シモーネ・フォンテッキオ (イタリア)

スモールフォワード

生年月日: 1995年12月9日(27)
身長: 203cm / 6'8"
所属チーム: Utah Jazz (アメリカ)

ジャンマルコ・ポツェッコHCの情熱と、シモーネ・フォンテッキオのシルクのように滑らかなタッチをお楽しみに。

彼は、FIBAユーロバスケット2022で得点ランキングトップ10に入った。東京2020大会でも同様だ。フォンテッキオが新たなシュートを放つたびに、イタリアは安心できる。

11.ブランドン・イングラム (アメリカ)

スモールフォワード

生年月日: 1997年9月2日(25)
身長: 203cm / 6'8"
所属チーム: New Orleans Pelicans (アメリカ)

ショットクロックが終わりに近づくと、相手は守りきったつもりになるが、アメリカにはどんな状況からも、シュートも得点もできる長身のフォワードがいるという不公平な事実に気づかされる。

ブランドン・イングラムは、20得点、5リバウンド、5アシストの試合をする気だ。そこに太刀打ちする手はないかもしれない。

*ワールドカップ注目選手トップ30ランキングは、あくまで主観的なものであり、FIBAのランキングを忠実に再現したものではありません。すべてのコメントは、純粋にファンの娯楽を目的とした筆者のものである。

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