2023年8月25日
9月10日

グローバル・アンバサダー

FIBAバスケットボールワールドカップは、国際的なバスケットボールの大会の中で最も勝つことが難しい大会だ。このたび、ルイス・スコラ、パウ・ガソル、カーメロ・アンソニーという3人のバスケットボールのレジェンドを、光栄にもFIBA最大のイベントでグローバル・アンバサダーに迎えることとなった。この3人のバスケットボール界のアイコンは、長年この世界の舞台で強豪国を代表してきたことから、勝つために何が必要かを知っている。そして、彼らは全員9月に一生に一度の大会を見届ける。

ルイス・スコラ
  • ワールドカップ歴代2位の716得点を挙げたアルゼンチンのルイス・スコラは、この大会の真のレジェンドの一人だ。5大会、41試合に出場した記録は、ブラジルの名選手ウビラタン・ペレイラ・マシエルと並んで男子大会の歴代1位タイである。2002年インディアナポリスで開催されたワールドカップでは、アルゼンチンが優勝まであと一歩のところまで迫りながら延長戦の末に敗退したとき、スコラはその場にいた。アルゼンチンがスペインとのワールドカップ決勝戦で敗れた2019年、彼はまだ代表チームでプレーしていた。

    ルイス・スコラは、FIBAの主要な大会で合計13個のメダルを獲得している。アメリカップでは2度優勝し、2004年のオリンピックでも金メダルを獲得。2002年と2019年の2回、FIBAバスケットボールワールドカップの決勝戦に進出し、2010年版では得点王に輝いた。これまでにワールドカップ歴代得点ランキング2位で引退し、アメリカップMVPトロフィーを4度獲得している。

    過去のワールドカップ参加大会

    2002 / 2006 / 2010 / 2014 / 2019

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  • パウ・ガソルは、3度のワールドカップに出場。スペイン代表としての最大の活躍は、2006年ワールドカップ日本大会でスペイン代表の栄光の立役者となった時である。決勝戦は怪我で欠場しながらも、MVPに選ばれるほどの活躍を見せた。2002年アメリカ、インディアナポリス大会では、初のワールドカップでスペインを5位に導き、大きな注目を浴びた。母国開催となった2014年大会では、スペインを6連勝に導いたが、準々決勝でフランスに逆転負けを喫した。

    パウ・ガソルは、国際的なバスケットボール界で最も素晴らしいキャリアを持つ選手のうちの一人であり、あらゆる大会で勝利を収めています。ユーロバスケットでも2009年、2011年、2015年と3度トロフィーを獲得、ユーロバスケットMVPにも2度選出されました。ユーロバスケットではさらに4つのメダルを獲得し、歴代得点王として引退した。オリンピックには5回出場し、2008年と2012年にスペインの銀メダル獲得に貢献。2016年のリオデジャネイロ大会では銅メダルを獲得した。また、2009年と2010年にNBAの連覇を達成し、NBAオールスターに6回出場している。

    過去のワールドカップ参加大会

    2002 / 20062014

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  • オリンピックで3度の金メダルを獲得し、NBA75周年記念チームにも選出され、現在NBA通算得点ランキングでトップ10に入るなど、カーメロは輝かしいキャリアを歩んできた。2006年のワールドカップ日本大会で、カーメロはダイナミックなプレーを披露し、1試合平均19.9得点を記録し、スコアラーとして活躍。チームUSAを3位入賞に導き、オールスターファイブのメンバーにも選出された。準決勝ではギリシャに101-95で敗れ、唯一の敗戦となったが、カーメロはゲームハイの27得点を記録した。

    カーメロ・アンソニーは、まさにUSAバスケットボールのアイコン的な存在である。代表チームでは72試合に出場し、通算1,100得点を記録。オリンピックには4回出場し、3つの金メダルと1つの銅メダルを獲得した。また、2006年のFIBAバスケットボールワールドカップに出場し、2007年のアメリカップでは優勝を果たした。現在、NBA歴代得点ランキング9位。2013年のNBA得点王、10回のNBAオールスター、2021年のNBAソーシャルジャスティス賞受賞、さらに2003年のNCAAチャンピオン、NCAAファイナルフォーのMOPと、メロはキャリアで様々な注目すべき記録を打ち立ててきた。

    過去のワールドカップ参加大会

    2006

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