2023年8月25日
9月10日

インドネシア

2023年夏、インドネシアはFIBAの最高峰のイベントであるFIBAバスケットボールワールドカップを史上初めて開催することになる。

インドネシア、ジャカルタはすでに昨夏、FIBAアジアカップ2022を開催しており、バスケットボールの主要国際大会への情熱は証明済みだ。

概要

  • 世界最大の群島であるインドネシアは、インド洋と太平洋に挟まれた東南アジアに位置する国である。東アジア、南アジア、オセアニアを結ぶ主要な海上交通路上に位置する。

    首都はジャワ島の北西に位置するジャカルタ。国土は17,508の島々からなり、そのうち約6,000に人が住んでいる。高い山が多く、最高峰は4,000mを超える。その多くは活火山で、熱帯雨林やジャングル、マングローブの湿地帯もあり、独特の自然美を誇っています。

    民族的にも多様な国であり、約1,300の異なる民族が存在する。そのため、インドネシア料理は世界でも有数の多様性、活気、色彩を持ち、強烈な風味に満ちています。多くの地域料理が存在し、その多くは先住民族の文化や、中国、ヨーロッパ、中東、インドなど外国の影響を受けている。近年では、2018年のアジア競技大会、Mandalika MotoGP 2022、FIBAアジアカップ2022などの主要な国際スポーツイベントが開催され、また、来るFIFA U-20ワールドカップ2023も開催される。

    そして2023年、インドネシアは、世界中のバスケットボールファンをジャカルタで迎える。

  • 歴史

    インドネシアの歴史は、先史時代（200万～50万年前）、ヒンドゥー教と仏教の王国（西暦100～1500年）、イスラムのスルタン（西暦1300年）、ヨーロッパの植民地化（1512～1941）、日本の占領（1941～1945）、インドネシア共和国（1945～現在）まで続いている。
    旧称はオランダ領東インド（またはオランダ領東インド）。

    経済

    • 東南アジアで唯一のG20メンバー国であるインドネシアは、東南アジア最大の経済規模を誇り、新興工業国に分類される。
      サービス業が経済最大の部門であり、GDPの43.4％を占め、工業（39.7％）、農業（12.8％）がそれに続く。通貨はルピア。

    地理

    • インドネシアは、東西5,120km、南北1,760kmに及ぶ世界最大の群島国家です。
      海洋投資省の発表によると、赤道の両側に17,504の島（国連登録は16,056）が点在し、そのうち約6,000が有人島である。

    気候

    • インドネシアの気候は、ほぼ熱帯。国土の81％が温暖な海域であるため、陸上の気温はほぼ一定である。
      沿岸部の平野部では平均28℃、内陸部や山岳部では平均26℃、高山部では平均23℃で、気温は季節によってほとんど変化せず、インドネシアは日照時間の変化も比較的少ない。1年で最も昼が長い日と最も昼が短い日の差は、わずか48分とほぼ変わりがない。

    言語

    • 国語はインドネシア語。インドネシア語は、スマトラ島東部のリアウ・ジャンビ地域の王室で使われていたマレー語の文語体から発展したものだが、地域の共通語として他のマレー語の方言とも共通する部分が多くある。
      インドネシア語は、ほとんどの都市生活者の第一言語であり、多くのインドネシア人の第二言語である。各島や地域には、独自の言語、方言、発音がある。
      また、大都市や観光地では、主に若者が英語を話す。

  • 700の言語と方言

    インドネシアの総人口は約2億7,500万人で公用語はインドネシア語だが、インドネシアには700を超える言語が話されており、パプアだけでも270以上の方言が話されている。

    インドネシアで話されている数百の言語のほとんどは、オーストロネシア語をベースにしている。ただし、ニューギニア西部とモルッカ諸島の一部では、パプア語系の言語が使用されているため、例外であるといえる。

    オーストロネシア語は、いくつかの大きなグループに分かれており、その中で、はっきりとした違いがあるにもかかわらず、密接な関係がある。ジャワ島にはジャワ語、スンダ語、マドゥレ語の3つの主要言語があり、スマトラ島には数十の言語があり、その多くは異なる方言に分かれている。また、インドネシア東部では、各島に独自の言語があり、近隣の島では通じないことも多い。

    豊かな文化

    ユネスコは、インドネシアを「文化大国」と位置づけているほど、豊かな文化がある。ワヤン（影絵）、ケリス（伝統的な短剣）、バティック（ジャワ島の伝統織物）、バティックトレーニング、アンクルン（スンダの伝統楽器）、ノケン（パプアの伝統織物バッグ）、アチェのサマンダンス、バリのダンスなど、インドネシアの無形の文化遺産はユネスコに広く認められており、約600の無形文化遺産が登録されている。

    美しいビーチ

    数千の島々と57,000km以上の海岸線からなる国には、数えきれないほどのビーチがある。列島の海岸に並ぶビーチは、黒や金の砂浜、透き通った水、数百万種の生物が生息するプリズム状のサンゴ礁、そして壮大なサーフブレイクで有名である。

    コモド国立公園

    コモド国立公園は、1986年にユネスコの世界遺産に登録された、世界最大のトカゲ、コモドドラゴンの生息地。コモドドラゴンは現存するトカゲの中で最大の種類で、最大で体長3m、体重約70kgまで成長する。

    この国立公園は、コモド島、パダール島、リンチャ島の3つの大きな島と26の小さな島からなり、船でしか行けない島々では、比類ない景色と草原の斜面を歩く簡単なハイキングが楽しめる。コモド島では、美しい白い砂浜や海洋生物が多く生息するターコイズブルーの海で世界有数のシュノーケリングを楽しむことができる。

    ゲロラ・ブン・カルノ・スポーツ・コンプレックス

    ワールドカップの会場があるゲロラ・ブン・カルノ・スポーツ・コンプレックスは、中央ジャカルタのセナヤン地区にある。279.1ヘクタールの面積を持つ、近代的で統合的、かつ環境に優しい多目的スポーツエリアである。また、ジャカルタおよびインドネシアで最大かつ最古のスポーツ複合施設であり、東南アジアでも最大級である。スポーツ施設だけでなく、ジョギング、サイクリング、エアロビクスなど、ジャカルタの人々が週末に体を動かす場所としても人気である。

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