満員の沖縄の観客が日本代表の感動的な逆転勝利を後押し
沖縄(日本) - 日曜の夜、日本は沖縄アリーナで今大会最大の逆転劇を見せ、フィンランドを98-88で予選敗退に追い込んだ。
アカツキジャパンは第3クォーター、18点ビハインドからジョシュ・ホーキンソン、河村勇輝、富永啓生が得点ラリーを見せ逆転勝利。グループEを突破して2次ラウンド進出の可能性が高まった。
ホーキンソンはチームトップの28得点、19リバウンドを記録。河村はもう少しでダブルダブルの25得点、9アシスト、富永は17得点を獲得し、満員の観客が見守る中、22歳のガード2人が、ホームチームのスリーポイント11本中8本を決めた。
ターニングポイント: 河村は残り4分35秒で3ポイントを決め、79-78で逆転。その後リードを奪い返されることはなく、河村は第4クォーターだけで15得点を挙げた。
ホーキンソンも次々と得点を決め、残り3分を切った時点で87-78とリードを9点に広げた。ここまでで34-7と、日本は怒涛の追い上げを見せた。
Yuki Kawamura behind the back dime erupts Okinawa Arena! 🤯#FIBAWC x #WinForJapan I #AkatsukiJapan pic.twitter.com/LrVCeDi64t
— FIBA Basketball World Cup 2023 🏆 (@FIBAWC) August 27, 2023
再び河村がスリーポイント、そして富永がブレイクからのレイアップを決め、残り40秒のところで96-86となり、フィンランドへの勝利を確実なものにした。
TCLプレーヤー・オブ・ザ・ゲーム:ホーキンソンは、フィールドゴール成功率の高さ(9本中7本)と、ほぼ完璧なフリースローの精度から、本日時点で今大会最高のエフィエンシー44を記録した。フリースローを外したのは15本中1本だけだ。
スタッツは嘘をつかない:日本は最終ピリオドで35得点を挙げ、日本で開催された2006年大会以来となるワールドカップでの勝利を飾った。
戦評:フィンランド(0-2)を退けたことで、アカツキジャパンはグループEを1勝1敗とした。この勝利はドイツ(2-0)にとっても大きな意味を持ち、ドイツは2次ラウンド進出を決めた。
今夜のベストショット:スラムダンクファンの皆さん、こちらです。
Slam Dunk vibes 😎🏀 #FIBAWC x #WinForJapan | #AkatsukiJapan pic.twitter.com/i8NmCj9OO3
— FIBA Basketball World Cup 2023 🏆 (@FIBAWC) August 27, 2023
HCコメント: 「クレイジーな試合だった。一時は18点差をつけられたけど、みんな決して諦めなかった。望みは薄いように見えていたかもしれないけど。ここ3、4試合はシュートがあまり良くなかった。河村と冨永という若い選手たちが入ってきて、オフェンス面で大きな後押しをしてくれたと思う。富永はディフェンスでも活躍してくれた。すごかったよ。ファンも本当に素晴らしかった。僕らにとって大きな勝利だった。本当にうれしい。私たちは日本の新しいスタンダードを作ろうとしていて、これは間違いなくそこに向かう大きな一歩となった。- トム・ホーバス 日本代表ヘッドコーチ
「日本の皆さん、おめでとうございます。これまでにも見てきた、ホームチームが持つスピリット、コートの上で何を起こすのかを、彼らは示した。試合前、スコアがどうであろうと、どんな状況であろうと、誰がコートにいようと、彼らは決してあきらめないと話していた。第4クォーターに35点を取ってやっとバスケットボールの試合に勝てるんだ。彼らは勝利に値する。- ラッシ・トゥオビ フィンランド代表ヘッドコーチ
記者会見:
FIBA