ブルノ(チェコ)- FIBA U19女子バスケットボールワールドカップ2025のグループDに向けて準備を進める各国にとって、前向きになれる理由は山ほどある。
ホームのサポートを受けるチェコ、速くて恐れ知らずのスタイルの日本、伝統国スペイン、そしてFIBA U18女子アメリカップ2024で銅メダルを獲得し、注目を集めるアルゼンチン。
注目チーム: スペイン
スペインは、数名の中心選手がFIBA女子ユーロバスケット2025でシニアチームでプレーしており、欠場となる(これこそ彼女たちの成功と進歩の証でもある)が、それでもなおグループリーグ1位突破の候補に挙げられる。
2023年大会では準優勝。今大会では前回大会ほどの快進撃は見られないかもしれないが、彼女たちはこのグループリーグでチームのDNAであるディフェンスを中心にしたバスケットボールを見せつけるだろう。Ines Soteloがリーダーシップを発揮し、活躍するかにも注目だ。
アンダードッグ : アルゼンチン
昨年のU18大会で好成績を収め、銅メダルを獲得したことで、今年の大会でも良い結果を出す土台ができているように見えた。ただし、スター選手の全員が揃わない可能性もあり、それがチームに影響する可能性もある。
彼女たちをアンダードッグと呼ぶのには違和感があるかもしれない。なぜなら、コートに立てば火を吹くようなプレーで、どんな対戦相手でも臆することなく挑むからだ。Melena MaggiとMilagros Morellのチームの勢いを支えるプレーには注目してほしい。
注目の一戦: チェコ vs 日本
グループリーグの中でも見逃せない試合の一つで、ホームのチェコはホームコートで良い流れを作りたいところだ。日本の絶え間ない高速テンポでのバスケットボールをどう抑えるかが鍵となるだろう。
この対戦は対照的なスタイルの闘いになる。アジアの日本は、長距離からのシュートを中心に狙う。田中こころは、FIBA U18女子アジアカップ2024で平均19得点を記録し、得点ランキング2位に入り、銅メダル獲得に貢献した。この得点力で、日本が一歩リードと言えるかもしれない。
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