ブルノ(チェコ)- FIBA U19女子バスケットボールワールドカップ2025の最終日では、4か国のグループリーグ負けなしでの連勝と、アメリカのスター選手Jazzy Davidsonによる記録的な活躍が見られた。
大躍進カナダが史上最高得点を記録
カナダは中国を115-52で圧倒し、グループBの首位で大会を締めくくった。これは、過去最高の113点を超える記録となった。また、驚異の20本の3ポイントを決め、これは女子・男子両カテゴリーを含めた、3ポイントシュートの記録を更新した。
この試合ではAvery Howellが活躍をみせ、26得点を記録して試合を終えた。彼女の華麗なプレーに、Syla Swordsが20得点、9リバウンド、Cearah Parchmentも17点を挙げ、加勢した。
Jazzyが圧巻のプレーでアメリカ史上最高のエフィシェンシーを記録
アメリカのスター選手 Jazzy Davidsonが、FIBA U19女子バスケットボールワールドカップ史上初めてのエフィシェンシー40を記録。 未来の輝かしい姿が垣間見えた瞬間だった。
.彼女は、イスラエルに対して114-40という圧倒的な勝利の中で、24得点、8アシスト、4リバウンド、4スティール、2ブロックという素晴らしい記録を残し、輝きを放った。アメリカの他の選手も奮闘し、Saniyah Hallは20得点を挙げ、6スティールというこちらも素晴らしい記録を残した。
オーストラリアがフランスに接戦の末勝利
グループステージの最も見応えのある試合のひとつが、最後の試合として行われ、オーストラリアが70-66でフランスを破り、表彰台争いを後押しする勝利を収めた。チームとして素晴らしいパフォーマンスの結果の勝利となったが、中でもMonique Bobongieが17得点、Bonnie Deasが序盤に素晴らしいプレーを見せ、チームを勢いづけた。
一方、フランスは数多くのレイアップ、フリースローを外し、大きな痛手となった。Nell AnglomaとSarah Cisseは印象的なプレーを見せ、Anglomaは19得点、Cisseは18得点と16リバウンドのダブルダブルを記録。
この敗戦により、強豪フランスはアメリカとの準々決勝で対戦する可能性のある道を歩むこととなる。
スペインが無敗を維持
完璧な3勝0敗で、スペインはチェコに57-44で快勝し、最初のステージを締めくくった。16歳のSomto Okaforがチーム最高の11点を挙げ、その実力を示した。
また、スペインが最後のブザーとともに喜びを爆発させたもう一つの理由として、グループDの勝者として直接準々決勝に進出が決まったことがある。
ポルトガル、Silvaの活躍で2勝目
Clara Silvaは引き続きそのポテンシャルを披露し、ポルトガルがナイジェリアに79-61で勝利。ナイジェリアは一時逆転の兆しを見せるも、ポルトガルが最後のクォーターで更にギアを入れ、突き放した。
勝利を支えたのはスターセンターのClara Silvaで17得点、14リバウンドのダブルダブルと4ブロックを記録。一方、Leonor PeixinhoとMarta Rodriguesもそれぞれ16点と14点と活躍を見せた。
その他の結果
- 日本はアルゼンチンに83-44で圧勝。後藤音羽が19点を挙げ、堀内桜花 は11リバウンド、7アシスト、5スティールを記録。
- ハンガリーは韓国を81-45で破り、グループAで2勝1敗に。リバウンド数で52-26と相手を上回り、Eszter Ratkaiが14得点、7リバウンドを記録した。
FIBA