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2021年11月22日
2023年2月28日
25/02/2023
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リストアップ:イランに勝利日本代表の注目すべき数字

高崎(日本)-トム・ホバースのもと、爆発的な得点力と3ポイントシュートを武器とする日本チームの潜在能力は常にそこにあったのだ。

アジアのバスケットボールファンは、FIBAアジアカップ2022で、日本がシリア相手に27本の3ポイントシュート51.9%の確率で沈め、合計117点を獲得するというパフォーマンスを目の当たりにしていた。ファンは、それが可能であることを知っていた。

それでも、FIBAバスケットボールワールドカップ2023アジア最終予選のWindow6で、とりわけワールドカップ出場のためには勝利が必要なイランに対して、そのようなものを目撃することになると予想した人はおそらくほとんどいなかっただろう。

しかし、高崎アリーナに集まった観客やストリーミングで観戦していた人々は、AKATSUKI JAPANがイランを倒し、トム・ホーバスヘッドコーチ時代のベストゲームになるかもしれない試合を観たのである。

ここでは、この勝利の驚くべき数字をいくつか見てみよう。 

2023年ワールドカップアジア予選で、1試合最多タイとなる3ポイントシュート数

17

前半で10本の3Pをたたき込んだ日本は、カザフスタン(対バーレーン、2022年2月27日)とオーストラリア(対日本、2022年7月1日)の記録に迫ることは容易に予想できることだった。

ワールドカップ予選における日本の1試合最多3ポイントシュート数記録

17

日本は実はこのチーム記録を前回のWindowで更新したばかりだった。11月11日の対バーレーン戦で15本のスリーポイントを決め、これは日本が2019年2月24日の対カタール戦で14本のスリーポイントを決めて以来の最多記録となっていた。2月26日のホームゲーム、バーレーン戦でWindow6を締めくくる日本は、この記録を更新するのか。目が離せない。

ワールドカップ2023アジア予選における日本代表の試合最多得点記録

96

日本はスコアボードに100点の大台を乗せられなかったが、それでも96点は大きな得点数である。日本は2019年大会の予選の際に何度か100点の壁を越えておりワールドカップ予選の試合では最多得点ではないが、2023年大会の予選では最多得点となった。

ワールドカップ予選でイランに勝利したチームの中で最も大きな点差

35

イランは長い間、アジアで最も優れたチームの1つであり、簡単に勝てるチームではない。ワールドカップ予選を2ラウンド戦って9敗した中で、今回の日本戦が最大の得点差での敗北となった。

ワールドカップ2023アジア予選の試合における最多タイ記録の3ポイントシュート
(金近廉)

6

この試合は、金近廉にとってシニアの代表チームでプレーする初めての試合であり、この10代の選手にとって、なんというデビュー戦だっただろう。これは、ニコライ・バジン、ルスタム・ムルザガリエフ、ムサタファ・ラシェド、ダール・タッカー、デヤン・ワシリエヴィッチ、趙睿の6選手と並ぶ1試合での最多タイ記録である。その中で、金近は最年少の選手である。

日本代表としてワールドカップ予選の試合で20点以上得点したことがある選手

(金近廉)

8

金近はワールドカップ予選の両大会で、1試合20得点以上を記録した質の高い8人の選手うちの1人に名を連ねた。八村塁、ニック・ファジーカス、比江島慎、辻直人、西田優大、馬場雄大など、日本のトップクラスの選手の仲間入りを果たしたのだ。

そしてここでもまた、金近は最年少のスコアラーとなった。

FIBA