07/13~07/20
    2025年

    FIBA女子アジアカップ2025初戦で日本がレバノンを接戦で制す

    読み終わるまでに3 分
    ゲームレポート

    アジアの強豪がレバノンCedarsの追い上げをしのいで勝利。

    深圳(中国)— FIBA女子アジアカップ2025ディビジョンAの開幕戦が日曜に深圳スポーツセンターで行われた。 日本は、ジャイアントキリングを狙うレバノンの奮闘をかわし、72-68で辛うじて勝利を収めた。

    田中こころが残り1秒で冷静にフリースローを沈め、それが勝負を決める決定打となった。

    試合の最後の2分間は、宮澤夕貴と渡嘉敷来夢の経験豊富なコンビが重要なシュートを決め、レバノンの反撃を封じた。

    日本はこの勝利でグループBで1勝と一歩リードし、明日7月14日(月)19:30(現地時間)にもう一つの強豪・フィリピン戦に臨む。

    コーリー・ゲインズヘッドコーチは 「調子が良くなかった。自分たちのスタンダードでプレーできなかった」とコメント。「こういうことはチームにはつきものだ。バスケットボールは人生。調子が悪いときもある」と語った。

    薮未奈海は19得点を記録。前半に12得点を挙げて、チームの前半2Qの大量得点に貢献。この活躍もあり、日本は序盤に10点差をつけられるも逆転し、リードを取り戻した。

    日本は、スロースタートとなり、最初はレバノンのRebecca Aklの堅実なプレーに苦しんだが、2Qからは冷静さを取り戻し、立て直した。

    16-26のビハインドから、2023年の準優勝チームは17-6のランを見せ、田中がフリースローを決め、残り5分を切った時点で33-32とリードを奪った。

    完全に試合の主導権を握ったのは藪がもう一本のスリーを決めた時だった。レバノンは追い上げに必死になるなか、彼女はディープスリーを成功させ、前半残り3分で38-36とリードを奪った。

    田中は代表デビュー戦で11得点を記録し、試合の流れを掴む重要な役割を果たした。日本は合計で15本のスリーを成功させ、アシストも21を記録。これはレバノンより14多い記録となった。

    最も決定的だったのは、宮澤がコーナーから放った15本目の3ポイントシュートで、残り2分で68-60とリードを広げ、レバノンの反撃をしのいだ。

    Aklは、レバノンのエースであり、試合最高の27得点(シュート16本中8本成功)、5リバウンドを獲得した。彼女は格上の相手への勝利に向けてチームを鼓舞し、特に終盤に向けて大きな存在感を示した。

    8点差からAklは力強くインサイドへドライブし、レイアップを決め、さらにトップからの3ポイントシュートも成功させた。そして最後の3.2秒にはフリースローを2本とも外すも、2本目はわざと外し、味方にリバウンドを取らせた。

    Amar Mansourはボールを持ち、短いフローターを沈めて、点差を1ゴール差に縮めるも(70-68)、点差はこれ以上詰まらず、田中がそのまま試合を締めくくった。

    Mansourは19得点、7リバウンド、5アシストを記録し、スティールも2つ加えた。Jillian Archerは、10得点と12リバウンドのダブルダブルで、デビュー戦ながら貢献した。

    レバノンは月曜日16:30(現地時間)からオーストラリアと対戦する(現地時間16:30)。

    FIBA

    最新のニュース

    経験豊富なフォワード馬瓜が日本の女王奪還に向けて奮闘

    日本がフィリピンの猛攻をしのぎ、2連勝

    女子アジアカップでチームの速いペースのオフェンスを加速させる日本の若きスター達

    登録し、お気に入りのチームの最新情報を手に入れよう
    もっと見る
    SNS
    リンク
    FIBA Partners
    Event Sponsor
    Institutional Partners
    グローバルサプライヤー
    © Copyright FIBA All rights reserved. No portion of FIBA.basketball may be duplicated, redistributed or manipulated in any form. By accessing FIBA.basketball pages, you agree to abide by FIBA.basketball terms and conditions