深圳(中国)- 土曜日の夜、深圳スポーツセンターで行われた試合で、サイズをスピードで上回った日本が中国を90-81で下し、FIBAアジアカップ2025の決勝戦の顔ぶれが出そろった。 田中こころは第1Qだけで27得点中21点を挙げるなど、試合の流れを作り、大きさで劣る相手に立ち向かうチームを鼓舞し、会場を埋め尽くした中国の応援団を沈黙させた。 宮澤 夕貴、今野 紀花 、馬瓜ステファニーも第4Qの重要な場面で得点を決め、相手の反撃を抑えた。試合を決定づけたのは19歳の田中の再びの活躍であった。
キャプテンの髙田 真希は、32.3秒を残してゴール近くから決め、試合の流れを決定づける一撃を放ち、ディフェンディングチャンピオンの中国を退けた。 この勝利は、2023年のリベンジとも言える。この勝利で日本は、6連覇の夢が2023年シドニー大会決勝で中国に73-71で敗れて散った苦い思い出を払拭した。 さらに、日本の勝利は2015年のタイトル戦を思い起こさせた。その時も日本は中国の地元・武漢で行われた決勝で勝利し、これは、その後伝説的な 「5連覇」 になるうちの2冠目となった。 コーリー・ゲインズヘッドコーチ率いる日本代表は、明日7月20日(日)、韓国に勝利したオーストラリアと決勝を迎える。決勝戦は現地時間19:30に開始予定だ。 *この記事は随時更新される予定です。