MIES（スイス） - FIBA U19女子バスケットボールワールドカップ2025の出場チームが確定し、各国の過去の成績を振り返る絶好の機会となった。
常連の強豪からルーキーまで、来年チェコのブルノでの大会に出場する16チームの過去の記録を紹介する。
アルゼンチン - 10回目の出場
南米から出場の本チームは4大会連続の出場。2009年にタイでメダルを獲得した経験がある。2024年のFIBA U18女子アメリカップで3位に入り、この大会への出場権を得た。
オーストラリア - 16回目の出場
オーストラリアはアメリカと並び出場回数が最多で、これまでにロシアと並んで4回の決勝進出を果たしている。2024年のFIBA U18女子アジアカップ2024で優勝し、この大会への出場を決めた。
ブラジル - 12回目の出場
ブラジルは参加歴が豊富で、3大会連続で出場となる。2011年には銅メダルを獲得したが、10年以上、準々決勝進出は果たしていない。FIBA U18女子アメリカップ2024では4位。
カナダ - 12回目の出場
カナダが最初のメダルを獲得したのは2017年で、大会が始まってから32年待って初めてのメダルを獲得であった。2017年以降、4大会中2つのメダルを手にしている。今回で11回連続の大会出場。FIBA U18女子アメリカップ2024では2位。
中国 - 15回目の出場
アメリカとオーストラリアを除いて最も多く大会に出場している中国にとって、今大会はメダル獲得数も増やすチャンスだ。これまでに獲得したメダルは1つで銅メダルのみ。FIBA U18女子アジアカップ2024では2位。
チェコ - 7回目の出場
ホスト国として出場のチェコだが、大会にはなじみのある国のうちの一つだ。これまで7回の出場歴を持ち、2021年に自国開催した際には、優勝を果たしている。
フランス - 12回目の出場
フランスは前回大会で準決勝に進出し、2013年には決勝に進出した。FIBA U18女子ユーロバスケット2024で優勝しており、フランスとして2つ目のメダル獲得に向けて期待がかかる。
ハンガリー - 5回目の出場
ハンガリーはFIBA U18女子ユーロバスケット2024で準決勝に進出し、出場権を獲得。2021年の大会では銅メダルを獲得している。
イスラエル - 1回目の出場
イスラエルはこの大会でデビューを果たす。FIBA U18女子ユーロバスケット2024で準決勝に進出し、出場権を獲得した。
日本 - 12回目の出場
12回目の出場を果たす日本は、初めてのメダル獲得を目指していることだろう。メダル獲得に最も近づいたのは2017年のベスト4入りを果たした時。FIBA U18女子アジアカップ2024で銅メダルを獲得し、本大会への出場権を獲得している。
韓国 - 12回目の出場
韓国もアジアの常連で、12回目の出場となる。1985年の第一回大会では決勝に進出した実績があるが、2023年開催の前回大会は出場を逃している。FIBA U18女子アジアカップ2024で4位となり、本大会出場権を得た。
マリ - 11回目の出場
FIBA U18女子アフロバスケット2024のチャンピオンで、U19の世界大会においてアフリカ大陸の中では最も勝利を収めているチームである。出場回数もアフリカのチームとしては最多で、2021年には歴史的な準決勝進出を果たし、2023年には5位入賞。
ナイジェリア - 2回目の出場
13年ぶり2度目の出場。女子代表 D'Tigressのパリ2024オリンピックでの素晴らしい活躍を考えると、彼女たちの2度目の出場が国内の女子バスケットボールの発展につながることが期待される。FIBAU18女子アフロバスケット2024で銀メダルを獲得し、本大会への出場権を手にした。
ポルトガル - 1回目の出場
ポルトガルにとって伝説の地Matosinhos Arenaでポルトガル代表はFIBA U18女子バスケットボールユーロバスケットで5位入賞を果たし、歴史に名を刻んだ。その結果、U17ワールドカップに続いて、本大会初出場を決めている。
スペイン - 14回目の出場
前回ホストとして、金メダル獲得まであと少しのところまで迫ったスペインは今大会で11回連続出場となる。前回大会ではマドリードで素晴らしいプレーを披露し、決勝でアメリカに惜敗したが、歴史に残る結果となった。FIBA U18女子ユーロバスケット2024では銀メダルを獲得している。
アメリカ - 16回目の出場
最高のチームを最後まで取っておいたと言っても過言ではない。アメリカの実力は他のどの国よりも一歩抜きんでている。出場回数では最多タイを誇る彼女たちはタイトル獲得数も2桁に達しており、前回大会でも優勝を果たした。2005年から2015年までの間には6連覇も果たしている。
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