ミー(スイス)— グループBは、FIBAバスケットボールワールドカップ2027アジア予選において、依然として最も面白い展開を見せる激戦区の一つである。
グループB
# | チーム | GP | W | L | For | Agt | +/- | ポイント |
1 | 4 | 3 | 1 | 328 | 296 | 32 | 7 | |
2 | 4 | 2 | 2 | 307 | 307 | 0 | 6 | |
3 | 4 | 2 | 2 | 339 | 343 | -4 | 6 | |
4 | 4 | 1 | 3 | 307 | 335 | -28 | 5 |
日本が現在3勝1敗で首位に立ち、韓国と中国が2勝2敗で並び、チャイニーズ・タイペイも1勝3敗ながらまだ望みをつないでいる。各チームとも残された試合はわずか2試合。すべてのポゼッションが決定的な意味を持つことになる。
ここからは、4チームすべてにまだ2次ラウンド進出への道が残されている理由を解説する。
卓越したゲームメイクで日本が一歩リード
日本は最高の状態でWindow3を迎え、早ければ金曜日にも2次ラウンドへの切符を手にすることができる。日本が中国を破るか、あるいは韓国がチャイニーズ・タイペイに勝利すれば、日本の勝ち抜けが決まる。
AKATSUKI JAPANがこれほど有利な立場にいる理由は明白だ。渡邊雄太、ジョシュ・ホーキンソン、馬場雄大、富永啓生というコアメンバーを擁する彼らは、グループBで間違いなく最も層が厚く、バランスの取れたロスターを誇る。
ホーキンソンは今予選でも平均17.0得点、10.3リバウンド、4.0アシストを記録し、再びチームの原動力となっている。
しかし、これまでの予選で彼らに優位性をもたらしてきたのは、チームの代名詞でもある見事なボールムーブメントだ。
グループBにおける各チームのパスに関するスタッツ
チーム | AST | APG | AST/TO |
81 | 20.3 | 1.6 | |
71 | 17.8 | 1.3 | |
69 | 17.3 | 1.4 | |
60 | 15 | 1.2 |
グループBのチームの中で、日本のアシスト数は他のチームに比べて明らかに多い。これはチームがいかにうまくボールをシェアしているかを示しており、彼らのアップテンポなプレースタイルの賜物と言える。
仮に金曜日に思い通りの結果が出なかったとしても、日本が敗退することはない。最終戦に向けて自力で運命をコントロールできる立場に変わりはない。
高いシュート力で韓国は出場権をかけたレースに踏み留まる
韓国にとっての計算はシンプルだ。チャイニーズ・タイペイを破れば、2次ラウンド進出が決まる。
経験豊富なベテラン勢が率いる韓国は、FIBAの大会において、しばしば勝利の決定的な要素となる 「経験」 と 「継続性」 を兼ね備えている。アウトサイドからのペリメーターシュートに火がついたときの彼らのオフェンスは特に危険であり、アジアでこれほど爆発的に得点をあげられるチームは他にほとんどない。
スタッツがその実力を裏付けている。
アジア予選における3ポイントシュート成功率
韓国はグループBで最高の3ポイントシュートチームであるだけでなく、アジア予選全体を通じても屈指の精度を誇る。1試合平均で10本以上の3ポイントシュートを決め、かつ成功率35%を超えているのは、全チーム中わずか2チームしかなく、韓国はそのうちの1つだ。
たとえ金曜日に予選突破を決められなかったとしても、韓国には最終日に出場権獲得を決めるチャンスが残されている。
サイズと若き才能が中国の猛追を後押しするか
中国が早くを決める可能性は、上位3チームの中で最も低い。しかし、その可能性は最も高いかもしれない。金曜日に2次ラウンド進出を決めるためには、中国自身が日本に勝利し、さらに韓国がチャイニーズ・タイペイに勝利するという2つの結果が必要となる。
中国のサイズとインサイドの層の厚さに太刀打ちできるチームはほとんどなく、それが今大会のグループBにおける彼らの武器であり続ける。
豆知識: 過去2つのWindowにおいて、各試合日に登録された中国の最終ロスター12名の平均身長は、アジア予選の全チーム中で最も高い。サイズは中国のアドバンテージであり、彼らはそれを最大限に生かしている。
Yang HansenやHu Junqiuといった選手たちがペイントエリア内で主導権を握れば、中国はリバウンドとゴール下の得点で相手を圧倒することができる。
日本や韓国と同様に、中国も金曜日に敗退が決まることはない。つまり、彼らもまだ運命を自分たちでコントロールできる範囲にいるということだ。
恐れを知らないチャイニーズ・タイペイには常にチャンスがある
チャイニーズ・タイペイは現在最下位だが、決して脱落したわけではない。金曜日の時点で彼らの敗退が決まる唯一のシナリオは、「韓国に敗れ、かつ中国が日本に勝利する」 ことだけだ。それ以外の結果であれば、どのような形であれ最終戦へ望みをつなぐことができる。
そして、チャイニーズ・タイペイは唯一のサプライズを起こすことができるチームだろう。
彼らは今予選の序盤ですでに韓国を破る金星を挙げており、オフェンスが機能したときにはどんな相手とも渡り合えることを証明している。ベテランガードのRay Chenに加え、Benson Lin やJustin Luの得点力、インサイドではBrandon Gilbeckの存在がタフさとゴール下のディフェンスに強さをもたらしている。
チャイニーズ・タイペイの恐れを知らない戦い方は、彼らを今大会で最も危険なアンダードッグに仕立て上げている。それは、彼らがいかにアグレッシブにバスケットへアタックしているかを示す結果——すなわち、フリースロー獲得数の多さによく表れている。
アジア予選におけるフリースロー数ランキング
中国はアジア予選におけるトップにいるが、これは前述の通り、彼らのサイズのアドバンテージによるところが大きい。しかし、チャイニーズ・タイペイも引けを取っておらず、1試合平均22.5本以上のフリースローを放つ4チームのうちの1つとなっている。フリースローの成功率をもう少し上げられればよいが、少なくとも自らその機会を作り出している事実は評価できる。
後がない状況において、このチームが戦わずして引き下がると思ったら大違いだ。
金曜日には3つのチームが1次ラウンド突破を決める可能性があるが、アジア予選屈指の激戦区となったこのグループにおいて、どのチームも一瞬たりとも気を緩めることはできない。日本にはスター選手と選手層の厚さがある。韓国には経験とシュート力があり、中国はサイズと台頭する若き才能を誇る。チャイニーズ・タイペイは危険なアンダードッグとしての勢いと自信を携えている。残り3つの切符を巡るグループBの2次ラウンドへの戦いは、ドラマチックな結末を迎えようとしている。
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