ミー(スイス)— グループEとFのチームが出揃い、熱戦が続くFIBAバスケットボールワールドカップ2027アジア予選の2次ラウンドがいよいよこの8月に幕を開け、因縁の対決が再び繰り広げられる。
この記事では、Window4で絶対に見逃せない注目の好カードを紹介する。
カタール vs 中国
2026年8月27日 Al Janoub Arena アル・ワクラ、カタール 19:00(現地時間)
カタールにとって、これが中国から念願の初勝利を挙げる機会となるのだろうか。確認できる記録によると、2027年ワールドカップ開催国のカタールは、FIBAの主要大会において東アジアの強豪・中国と過去6度対戦し、全敗している。
直近の対戦はレバノンで開催されたFIBAアジアカップ2017に遡り、その際は中国が92-67で圧倒した。カタールが今回は歴史を変えたいと熱望しているのは言うまでもない。
これまでのチームの調子の面では、カタール代表はワールドカップ予選において過去最高の勢いに乗っている。1次ラウンドを連勝で締めくくり、4勝2敗でグループDの2位の座を射止めた。
一方の中国は、非常に競争の激しかったグループBで激闘を繰り広げた末、宿敵チャイニーズ・タイペイを撃破して3勝3敗の3位となり、1次ラウンド突破を果たして2次ラウンドへと滑り込んだ。
また、この試合は歴史的な初の試みにもなる。カタールで開催されたFIFAワールドカップ2022の象徴的な会場の一つであったAl Janoub Stadiumが、8,200人収容の室内型バスケットボール専用アリーナへと変貌を遂げ、初めてバスケットボールの試合を開催する。来年開催されるワールドカップ2027の会場の一つとしても使用される予定だ。
レバノン vs 韓国
2026年8月27日 Nouhad Nawfal Sports Complex ズーク・ミカエル、レバノン 21:00 (現地時間)
韓国は、大歓声の観客が集うNouhad Nawfal Sports Complexというレバノンの本拠地での対戦を控え、アウェーでどれだけ試合の流れを握れるかが試合の勝敗を握るカギとなる。
東アジアの強豪・韓国はFIBA大会でセダース相手に直近3連勝中で、直近の対戦はサウジアラビアで開催されたアジアカップ2025の予選リーグで、97-86で勝利して決勝トーナメントへ進出した。
アジアカップ2022準優勝のレバノンを下した韓国は、勢いそのままに準々決勝へと進出。その立役者となったのがYu Kisangであり、8本の3ポイントシュートを沈めて28得点を記録し、レバノンを苦しめた。
韓国に対する連敗を止めるだけでなく、通算対戦成績(6勝7敗)を五分に戻したいレバノンにとって、もし彼がロスター入りするならば、間違いなくマークすべき最重要人物となるだろう。
イラン vs ニュージーランド
2026年8月28日 Mall of Asia Arena パサイ、フィリピン 14:00(現地時間)
上の写真一枚で、ニュージーランドの闘志に火をつけるには十分だ。イランはアジアカップ2025でトールブラックスを79-73で下し、2017年以来となる同大会での銅メダルを獲得した。
この敗戦は、2022年にインドネシアで開催されたアジアカップでの銅メダル獲得に続く表彰台を目指していたオセアニアの強豪ニュージーランドにとって、大きな痛手となった。
今回の対戦で雪辱を果たせるのだろうか?ひとつ確かなのは、ニュージーランドが4連勝で1次ラウンドを終え、グループAの2位(4勝2敗)として強い自信を持って2次ラウンドに臨むということだ。
しかし、イランもまた連勝街道を突き進んでいる。Window2での敗戦の雪辱を果たすヨルダン戦での圧勝を含め、1次ラウンドを3連勝で終え、5勝1敗でグループCの首位を確固たるものにして2次ラウンドに臨む。
ヨルダン vs フィリピン
2026年8月28日 Mall of Asia Arena パサイ、フィリピン 20:30(現地時間)
フィリピンとヨルダンは、ワールドカップ2023予選の2次ラウンド以来となるFIBA大会での再戦となる。
ファルコンズ(ヨルダン)はPhilippine Arenaでギラスを91-90で下し、スターウィング、Justin Brownleeがワールドカップ予選の一試合最多得点記録で歴代3位となる41得点を叩き出した。
オーストラリアとニュージーランドに敗れて1次ラウンドを終え、現在4連敗中のフィリピン代表は、西アジアの宿敵にリベンジを果たし、再びの勝利を挙げたいところだ。
一方のヨルダン代表はグループCを5勝1敗の2位で終えており、さらなる連勝を目指して試合に臨む。
フィリピン vs イラン
2026年8月30日 Mall of Asia Arena パサイ、フィリピン 20:00(現地時間)
It's going to be a Sunday night filled with nostalgia as the Philippines and Iran take on one another in the very same venue where they fought for Asia Cup supremacy some 13 years ago: at the MoA Arena.
フィリピンとイランが、約13年前にアジアカップの優勝をかけて戦ったまさにその舞台、MoA Arenaで再び激突する日曜日の夜は、ノスタルジーに満ちた一戦となるだろう。
ギラスはその決勝戦に敗れ、チーム・メリ(イラン)が3度目の金メダルを獲得したが、この決勝進出によってフィリピンが約40年ぶりにワールドカップ出場を果たしたという点において、フィリピンにとってはかけがえのない大会となった。
この8月30日の対戦は、中国で開催されたワールドカップ2019の17-32位順位決定戦以来の対戦となる。その試合ではイランが95-75で快勝し、フィリピンは大会を勝利なしで終えることとなった。
その結果、FIBA大会におけるフィリピン戦の通算成績はイランが6勝1敗。ホームのパサイで開催される今回の再戦において、Tim Coneコーチ率いるフィリピン代表はホームの利を最大限に活かせるだろうか。?
日本 vs カタール
2026年8月31日 東京 19:10(現地時間)
The previous and present World Cup hosts are set to battle it out in Tokyo. And this, without a shadow of a doubt, should serve as another solid test for Qatar when they take on another traditional contender in Japan.
So after facing China, Qatar are taking on a team that's been hitting major strides over the past few years - from making appearances in the last two Olympics, with a historic World Cup hosting in between.
前回のワールドカップ開催国である日本と、次回の開催国であるカタールが東京で対戦する。これは間違いなく、伝統ある強豪・日本に挑むカタールにとって、もう一つの真価が問われる大きなテストとなる。
中国戦に続き、カタールは過去数年間で目覚ましい飛躍を遂げてきたチームに挑むことになる。日本は、直近2回のオリンピックに連続で出しており、その間には歴史的なワールドカップ自国開催も果たした。
両者の対戦は、ワールドカップ2019予選の2次ラウンド以来となる。ドーハのAl-Gharafa Sports Club Multi-Purpose Hallで行われたその試合では、AKATSUKI JAPANがバランスの取れた攻撃で96-48と圧倒的な勝利を収めた。
FIBA大会において日本に久しく勝利がないカタールが、雪辱を誓っているのは間違いない。これまで過去8回の対戦では、最初の5回の対戦ではカタールが勝利したものの、直近3試合は日本に軍配が上がっている。
中国 vs レバノン
2026年8月31日 諸曁 、中国 19:30(現地時間)
この両者が最後に戦った試合では、後に大会TISSOT MVPに輝くWael Arakjiが32得点を挙げてチームを牽引し、レバノンが72-69の接戦を制して2022年アジアカップ準決勝へと駒を進めた。
しかし、このサウスポーガードは今回の再戦を欠場する可能性が高い。Arakjiは直近のレバノンバスケットボールチャンピオンシップ決勝第2戦にて膝前十字靭帯(ACL)を損傷したと報じられている。
中国が、この隙を逃さず突いてくることは間違いない。過去の対戦成績でもこれまでFIBA大会での14回の対戦のうち、中国代表は12勝を挙げている。
中国はこの直接対決の勝利数を13勝目に伸ばしたいと考えているはずだ。
FIBA