ミー(スイス)- 圧倒的なスイープから予想外の結果まで、FIBAバスケットボールワールドカップ2027アジア予選のWindow1は、ファンの話題となる試合に事欠かなかった。
ホスト国のカタールによるレバノンからの金星や、韓国が中国に二連勝など、開幕Windowは見ごたえある試合が続き、来るWindowにも期待が高まる。
それでは、Window2で注目すべきいくつかの試合を見ていこう。古くからのライバル対決から、芽生えつつあるライバル関係、そして実力を証明しようとする新興チームまで、網羅した内容となっている。
日本 vs 中国
2月26日(木) 沖縄サントリーアリーナ(日本) 現地時間: 19:05 PM (GMT+9)
Window1最大の話題のうちの一つになった、中国の韓国への連敗。そこからチームドラゴン(中国代表)がいかに立ち直るのかに大きな注目が集まる。
しかし、その中国の前にはもう一つの長年のライバルである日本が立ちはだかる。日本はWindow1でチャイニーズ・タイペイをスイープし、グループBの首位タイに立つという圧倒的な強さを見せつけたばかりだ。
そして日本側にも注目すべき点がある。2024年オリンピックに日本を導いたトム・ホーバスに代わって、新たに桶谷大をヘッドコーチに迎えてWindow2に臨むことだ。
両チームの対戦は、昨年2月に深圳スポーツセンターで行われ、中国が100-58で力を見せつけ勝利を収めたFIBAアジアカップ2025予選以来となる。
フィリピン vs ニュージーランド
2月26日(木) Mall of Asia Arena(フィリピン) 現地時間: 19:30 PM (GMT+8)
フィリピンは開幕Windowでのグアムへの連勝に引き続き、無敗を目指すが、それは前途多難な道のりになりそうだ。ここからニュージーランドを筆頭に、オセアニアの二大巨塔との対戦が彼らを待ち受ける。
試合はMall of Asia Arenaで開催され、ギラス(フィリピン代表)には間違いなく大きなホームコートアドバンテージがある。この会場で、彼らはトール・ブラックスを93-89で破った過去もある。
しかし、それ以降フィリピンはその勝利を再現できていない。その後の2回の対戦はいずれもニュージーランドに軍配が上がり、直近ではジッダでのアジアカップ2025のグループリーグで86-94で敗北を喫している。
直近7試合の対戦のうち、6試合に勝利しているニュージーランドは、Window1でDavo Hickey擁するオーストラリアに二連敗後の今Windowで、ワールドカップ予選初勝利を狙う。
イラン vs ヨルダン
2月28日(土) Nouhad Nawfal Sports Complex(レバノン) 現地時間: 18:00 PM (GMT+2)
Window1でそれぞれの任務を完遂したチーム同士の対戦として、イランとヨルダンが中立の地レバノンで激突。グループCの首位の座が争われる。
チーム・メリ(イラン代表)とファルコンズ(ヨルダン代表)は、それぞれイラクとシリアを破り、ともに2勝0敗でWindow1を終えた。
両者の対戦は、ヨルダンが91-76で勝利し対戦成績を6勝2敗に伸ばした2022年アジアカップ準々決勝以来となる。ヨルダンはここで勝利し、対イランの連勝記録を3に伸ばしたいところだ。
レバノン vs サウジアラビア
2月27日(金) Nouhad Nawfal Sports Complex(レバノン) 現地時間: 21:00 (GMT+2)
レバノンがどう応えるのか? Window1を締めくくる一戦で、2027年ワールドカップ開催国のカタールの手に落ち、衝撃的な敗北を喫したセダーズ(レバノン代表)がどう戦うのか、多くのファンが見守る。
ドーハでの初戦を辛うじて逃げ切ったAhmad Farranヘッドコーチ率いるチームは、Zouk Mikaelでの再戦では幸運に恵まれなかった。カタールが落ち着いたプレーで、86-83で勝利をさらった。
レバノンにとっては2015年以来、初のカタール戦での黒星。雪辱を果たすまでにはすこし時間が空くが、敗戦のフラストレーションをこのWindow2で発散することはできる。- それも厳しい戦いになるかもしれないが。
Window1でインドに連勝し、2勝0敗のクリーンな成績でグループDをリードするサウジアラビア相手にどのような戦いを見せるか、注目が集まる。
日本 vs 韓国
3月1日(日) 沖縄サントリーアリーナ(日本) 現地時間: 14:00 PM (GMT+9)
桶谷ヘッドコーチは、着任早々、日本の昔からのライバル2カ国を相手にするという、洗礼を受けることになる。中国戦の後、2戦目には沖縄サントリーアリーナで韓国と対戦する。
両者の対戦は、韓国が81-68で勝利し最終的に銅メダルを獲得した2017年アジアカップの準々決勝予選以来、約10年ぶりとなる。
今回の再戦は、グループBの単独首位を争う重要な一戦となる可能性がある。もちろん、韓国はチャイニーズ・タイペイに、日本は中国にそれぞれが1戦目を勝って2試合目を迎えていたらの話だが。
チャイニーズ・タイペイ vs 中国
3月1日(日) Mall of Asia Arena(フィリピン) 現地時間: 16:00 PM (GMT+8)
Window1で日本にスイープされたチャイニーズ・タイペイも、注目のチームだ。特に東アジアの古豪中国を相手に、いかに挽回できるか、チームとしての力が試される。
Ray Chenとその仲間たちにとって、韓国戦の次に控える中国戦は、2022年のアジアカップでのグループリーグ以来の対戦となる。
フィリピン vs オーストラリア
3月1日(日) Mall of Asia Arena(フィリピン) 現地時間: 19:30 PM (GMT+8)
ギラスとブーマーズ(オーストラリア代表)の試合は、これもまた、両チームが築いてきた歴史を考えれば、注目の一戦だ。
オーストラリアが無敗を貫くことを狙う一方で、フィリピン代表は、2025年のアジアカップ準々決勝で84-60という厳しい惨敗を喫し敗退させられたことへのリベンジを誓う。
今回はホームコートアドバンテージが機能するのか、注目だ。
Qatar versus Saudi Arabia
3月2日(月) Lusail Multipurpose Hall(カタール) 現地時間: 22:00 PM (GMT+3)
レバノンを破った後、カタールは自分たちが本物であることを証明し続けたいところだ。3月2日にホームで迎えるサウジアラビアというもう一つの堅実なチームに勝利すること以上に、それを証明する良い方法はない。
前述の通り、サウジアラビアは現在グループDをリードしており、この実力のあるチームは、ワールドカップ本番に向けて最高の状態を目指すカタールにとって、自分たちの実力を試すいい機会となるだろう。
そして、カタールにとってこの一戦へのさらなる動機があるとすれば、主要なFIBA大会においてサウジアラビアにいまだ勝利したことがないという、痛ましい事実だろう。両者は過去に3度対戦し、すべてサウジアラビアが勝利。
レバノンに対する長い連敗を止めたカタールは、ついに対サウジアラビアでも突破口を開くことができるだろうか。
FIBA