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2023年8月25日
9月10日
11/05/2023
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本戦出場チームフォーカス - アンゴラ アンゴラはどれだけブルーノ・フェルナンドの活躍を活かせるか

ミー(スイス)-4月29日、フィリピンのマニラで「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」の組み合わせ抽選会が開催され、数ヶ月後に世界チャンピオンを目指す32チームの顔ぶれが出揃う。

今回はFIBA男子ワールドランキングpresented by Nike 41位、FIBAアフロバスケット11回優勝のアンゴラを紹介しよう。 

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どのように本戦出場が決まったか

アンゴラは2021年6月、リトアニアで開催されたFIBAオリンピック予選でポーランドとスロベニアに敗れ、さらに8月9月にはFIBAアフロバスケット2021のグループフェーズでカーボベルデとルワンダに敗れて準々決勝でセネガルに敗れるという失望を味わった後に、アフリカ予選に臨んだ。

ヘッドコーチのホセ・クラロスは、アフリカ予選で若手選手をチームに迎え入れ、新しい世代の構築に取り組んだ。6回連続のワールドカップ出場に向けたプレッシャーのなか、最終Windowで1試合を残して本戦出場を決めた。

 

2021年11月のWindowはホームのベンゲラで開幕した。グループC初戦は、コートジボワールに冒頭16-0でリードし、序盤で17点差をつけるという好スタートを切るも、後半で失速し57-56で敗れた。この試合で2桁得点を決めた選手はいなかった。

次のギニア戦ではイランド・マニュエルが18得点、ジルソン・バンゴがダブルダブル(11得点10リバウンド)を記録して、75-59で勝利した。続く中央アフリカ共和国との試合はチルダ・ドゥンダオが18得点、5スティールを挙げ、30点差をつけて圧勝。Window1は2勝1敗に終わった。

2022年7月のWindowはコートジボワールで開催され、ホスト国との再戦でスタートした。アンゴラは15点差から奮起したが逆転を遂げることができず、75-73で敗れた。この試合でドゥンダオは20得点、ジェルソン・コンクラーベスは19点得点、バンゴは再びダブルダブル(11得点11リバウンド)を記録した。その後の試合はアントニオ・モンテイロが19得点を挙げギニアを破り、中央アフリカ共和国にも76-60で勝利して、再び2勝を挙げた。

 

再びコートジボワールで行われた2022年8月グループEのセカンドラウンドではNBAのビッグマン、ブルーノ・フェルナンドが出場し、ウガンダに84-62で勝利。その後カーボベルデ(65-58)とナイジェリア(70-67)という重要な2試合にも勝利した。ナイジェリア戦ではバンゴとゴンクレーブがそれぞれ12得点を挙げた。

2023年2月の最終Window、アンゴラの首都ルアンダに戻ったチームは、本戦出場への最後の仕事を終える準備ができていた。ウガンダ戦ではドゥンダオが16得点、6スティールを挙げ82-49下し、翌日はカーボベルデとの試合で、再びドゥンダオが23得点、7アシスト、5スティールの活躍を見せ、80-67で勝利してワールドカップ出場を決めた。ナイジェリアとの最終戦では、残り8分を切った時点で20点のリードを挙げ、最後にナイジェリアが追い上げるも65-59で勝利し予選を終えた。

 

ワールドカップでの最高成績

アンゴラは6大会連続、9回目のワールドカップ出場となる。すべて直近10大会のうちで、1998年大会のみ出場を逃した。2006年には伝説的なドイツとの3回に渡る延長戦の末、グループステージを3勝2敗で終えグループ3位となったが、Round of 16でフランスに68-62で敗れた。この時他のRound of 16敗者との順位決定戦はなく、史上最高成績の9位となった。2002年には11位に入っている。

 

過去のワールドカップ

2002年、2006年、2010年はファーストグループステージ突破を果たしたが、2014年は敗退した。2014年スペイン大会では、韓国に80-69で勝利するも、リトアニア、メキシコ、スロベニアに敗れた。その後オーストラリアを91-83で下すという劇的勝利を掴み2勝3敗となったが、メキシコとの得失点差によりセカンドグループ進出を逃して、グループ5位、全体では17位となった。2019年の中国大会ファーストラウンドでは、セルビアに46点、イタリアに31点差で敗れた後、フィリピンに延長戦の末84-81で勝利した。グループ3位となって17-32位の下位グループラウンドに進み、イランに9点差、チュニジアに2点差で敗れ、27位という結果に終わった。

 

注目選手

アフリカ予選では、スターガードのチャイルド・ダンダオ、ジェルソン・ゴンカルベス、ジェルソン・ドミンゴス、テオトニオ・ドゥが12試合すべてに出場し、中心選手が力を発揮した。さらに、新鋭のセンターフォース、ジルソン・バンゴを含む4人の選手が、3つのWindowで9試合に出場した。

チャイルド・ダンダオ

予選にも出場したNBA選手のスタービッグマン、ブルーノ・フェルナンドもいる。また、FIBAアフロバスケット2017以降代表でのプレーはないが、シルビオ・デ・ソーサもチームにとって大きな力となるだろう。ワールドカップ前に32歳になるヤニック・モレイラは、オリンピック予選カウナス大会と2019年ワールドカップで大きな活躍を見せたが、アフリカ予選では一度もプレーしていない。

ブルーノ・フェルナンド

他にも、イランド・マヌエルやアブー・ガクーといった選手がチームの層を厚くするだろう。また、クラロスヘッドコーチがワールドカップという大きな大会で経験を積ませたいと考える若手選手も多く、ディミトリ・マコン、ケビン・コキラ、エドゥアルド・ミンガス・フランシスコ、サドラケ・ンガンガ、バンバ・シセなど、全員が21歳以下である。

本戦出場チームフォーカスシリーズ

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