BCLアジア2024出場チーム紹介: シャーダリ・ゴルガーン
ドバイ(UAE) - アジアのバスケットボールクラブNo.1を目指して、第1回バスケットボールチャンピオンズリーグアジア(BCLアジア)に出場する8チームを紹介しよう。
続いては、シャーダリ・ゴルガーン。
概要
ゴルガーンはBCLアジアにたどり着くまで、より長く、よりエキサイティングな道を歩んできた。今シーズンはFIBA西アジアスーパーリーグ(WASL)- 西アジアで2シーズン目。ファイナルまで無敗で勝ち進んだが、アル・リヤディという馴染み深い相手に再び敗れた。チャンピオンシップシリーズでは何とか1勝を挙げたものの、勝ち進むには十分ではなかった。
しかし、再びWASLファイナル8への出場権を得るには十分だった。イランのチャンピオンはグループリーグでクウェートクラブに敗れ、アル・リヤディ(またしても!)との対戦が決まったが、敗北を喫した。
ゴルガーンは最終的に、数日前に敗れたクウェートクラブにリベンジで勝利し、3位となったことで、BCLアジアへの出場権を獲得した。
この誇り高きクラブは、ローカルリーグで再び決勝トーナメント進出を決めようとしている。第1シードとして(20勝2敗)初戦はタビアトに敗れるものの、そこから立ち直り、優位を保っている。
歴史
ゴルガーンがローカルリーグのタイトルを獲得すれば、4連覇となる。クラブが設立された1969年以来、長い間イランのトップクラスのクラブとして君臨してきたが、初優勝は2021年のことだった。
それ以来、連続優勝は止まっていない。
FIBAのクラブ大会でも、ゴルガーンは成功を収めている。昨シーズンのWASL西アジアでは決勝でリヤディに敗れ、準優勝。しかし、この今年の好成績を収める前には、前回のWASLファイナル8では、アスタナとクウェートクラブに敗れ、グループリーグを突破できなかった過去もある。
注目の選手
アルサラン・カーゼミはこのチームの心臓であり、魂であり続けている。彼は得点こそ多くないが、ボックススコアで数値化できるかどうかは別として、それ以外のすべての面でチームに大きな価値をもたらしている。
もちろん、ブレイク中の新星シナ・ヴァヘディ(ファイナル8で1試合18.0得点、3.4リバウンド、4.4アシスト)とサラール・モンジ(ファイナル8で1試合12.8得点、8.4リバウンド)も忘れてはならない。BCLアジア大会出場への彼らの貢献は、チームの誰よりも大きかった。
今後の試合日程
2024年6月9日 - 15:30 (現地時間) - vs KCC イージス バスケットボール
2024年6月10日 - 18:30 (現地時間)- vs ペリタ・ジャヤ・バスケットボール
2024年6月11日 - 15:30 (現地時間) - vs 広島ドラゴンフライズ
BCLアジア2024出場チームについてはこちらから:
シャバーブ・アル・アハリ
遼寧フライングレオパーズ
シャーダリ・ゴルガーン
NSマトリックスディアーズ
広島ドラゴンフライズ
ペリタ・ジャヤ・バスケットボール
KCCイージスバスケットボールクラブ
アル・リヤディ・ベイルート
FIBA