BCLアジア2024出場チーム紹介:NSマトリックスディアーズ
ドバイ(UAE) - アジアのバスケットボールクラブNo.1を目指して、第1回バスケットボールチャンピオンズリーグアジア(BCLアジア)に出場する8チームを紹介しよう。
続いては、NSマトリックスディアーズ。
概要
NSマトリックスはかろうじてドバイへの切符を手にしたといえる。
彼らはマレーシアのメジャー・バスケットボール・リーグ(MBL)で2連覇し、比較的簡単にBCLアジア予選への出場権を獲得した。しかし、そこから先はジェットコースターのような波乱の展開だった。
ディアーズは序盤の2試合で敗れ、BCLアジア予選のグループリーグの第1ラウンドで3位。そのため、彼らは第2ラウンドへの切符をかけて、その時点で最高のオフェンスチームであると見られたタイのクラブ、ハイテックバスケットボールクラブと戦わなければならなかった。大きなリードを奪われそうになりながらも、最後は相手を圧倒し、第2ラウンド進出を決めた。
NSマトリックスの第2ラウンドの戦いぶりも、ドラマチックだったと言える。マレーシアのチャンピオンは初戦で敗れ、香港イースタンとの試合では20点ビハインドを延長戦で挽回して勝利し、インドネシアのプラウィラ・ハルム・バンドンを延長戦の末に破り、ついにアジアのエリートクラブとして、大会への出場権を得た。
なんという道のりだろう。
歴史
ディアーズはBCLアジア2024でプレーするクラブの中で最も若いクラブだ(シャバーブ・アル・アハリが2017年の合併前の歴史があることを考慮すると)。それでも彼らは、マレーシアのバスケットボール界で間違いなく勝てるチームとして、すぐに頭角を現すようになった。
NSマトリックスは2019年シーズン、当時はマレーシア・プロリーグと呼ばれていた国内リーグで準優勝だったが、リーグが2023年に再開すると、名誉挽回を果たし、ついにチャンピオンに輝いた。
注目の選手
ディアーズのチームの中心はマレーシア代表選手で構成されており、その中でも最高の選手と言えるのがティン・チュン・ホンだ。この28歳のフォワードは予選を通じて活躍し、1試合平均14.1得点、6.4リバウンド、2.6アシストを記録した。彼はマレーシアドラゴンズの一員としてアジアチャンピオンズカップ2016に出場した以来の、アジアを代表するクラブ大会へのカムバックとなる。
クエック・ティアン・ユアンもその2016年に出場した際の一員であり(1試合12.5得点、6.5リバウンド)、それ依頼、チームのために鍵となるプレーができることを証明してきた。
今後の試合日程
2024年6月9日 - 21:30 (現地時間) - vs シャバーブ・アル・アハリ
2024年6月11日 - 18:30 (現地時間) - vs 遼寧フライングレオパーズ
2024年6月 12日 - 21:30 (現地時間) - vs アル・リヤディ・ベイルート
BCLアジア2024出場チームについてはこちらから:
シャバーブ・アル・アハリ
遼寧フライングレオパーズ
シャーダリ・ゴルガーン
NSマトリックスディアーズ
広島ドラゴンフライズ
ペリタ・ジャヤ・バスケットボール
KCCイージスバスケットボールクラブ
アル・リヤディ・ベイルート
FIBA