BCLアジア2024出場チーム紹介: 遼寧フライングレオパーズ
ドバイ(UAE) - アジアのバスケットボールクラブNo.1を目指して、第1回バスケットボールチャンピオンズリーグアジア(BCLアジア)に出場する8チームを紹介しよう。
続いては、遼寧フライングレオパーズを紹介する。
概要
遼寧フライングレオパーズは中国バスケットボール協会のチャンピオンである。最近のチャンピオンであるだけでなく、2年連続のチャンピオンでもあり、リーグ史上3番目の3連覇を達成したチームでもある。
ファイナルシリーズの試合を全て勝利し、3連覇を達成したのは、八一ロケッツ以来。フライングレオパーズはこれまで、2022年に浙江ライオンズを、2023年に浙江ゴールデンブルズを破っている。
フライングレオパーズはレギュラーシーズンも43勝9敗と圧倒的な勝率を記録した。この3連覇の間、フライングレオパーズはレギュラーシーズンで10試合以上負けたことがなく、合計107勝25敗というこの期間での全チームの中で最高の成績を収めている。
歴史
このタイトルにより、フライングレオパーズはCBAフランチャイズの中で3番目に多いタイトル(4回)を獲得し、2番目に多いファイナル出場回数(12回)を達成した。
彼らは紛れもなく中国バスケットボール界最高のフランチャイズのひとつである。
また、FIBAのクラブ大会に出場したことがある中国クラブの中でも最高のクラブのひとつであり、BCLアジアに改名される前のアジアチャンピオンズカップには6度出場。この6回の出場のうち、遼寧は1990年に1度優勝し、1988年、1992年、1999年には決勝に進出している。
注目の選手
フライングレオパーズは、昨シーズン、多くの選手を擁していた。その中でも、ここBCLアジアで一歩抜きん出る可能性があるのが、コン・ミンヒェンとヤン・スーチーだ。
特にヤンは昨シーズン、ほとんどの試合に先発出場し、52試合中32試合でスターターを務めた。この27歳のガードはかつて中国バスケシーンの新星だったが、今ではフライングレオパーズのディフェンス重視のガードに成長した。
コンは遼寧でも40試合中11試合で先発出場。
この2人はCBAで2人合わせて合計2桁の平均得点を記録しており、ドバイでもオフェンスの要となることが期待される。
今後の試合日程
2024年6月9日 - 18:30 (現地時間) - vs アル・リヤディ・ベイルート
2024年6月11日 - 18:30 (現地時間)- vs NSマトリックスディアーズ
2024年6月12日 - 18:30 (現地時間) - vs シャバーブ・アル・アハリ
BCLアジア2024出場チームについてはこちらから:
シャバーブ・アル・アハリ
遼寧フライングレオパーズ
シャーダリ・ゴルガーン
NSマトリックスディアーズ
広島ドラゴンフライズ
ペリタ・ジャヤ・バスケットボール
KCCイージスバスケットボールクラブ
アル・リヤディ・ベイルート
FIBA