2024年6月9日
- 15日
30/05/2024
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Bリーグ王者となった広島ドラゴンフライズがBCLアジアへの出場権を獲得

横浜(日本) - 広島ドラゴンフライズは、Bリーグ 2023-2024シーズンで優勝し、バスケットボールチャンピオンズリーグアジア2024(BCLアジア2024)への出場権を獲得した。

 

広島を本拠地とする広島ドラゴンフライズにとって、これがFIBAのアジアを代表するクラブの大会へのデビューとなり、BCLアジア(FIBAアジアチャンピオンズカップから改名)でプレーする2番目のB.LEAGUEチームとなる。

広島は、昨シーズン覇者の琉球ゴールデンキングスとのファイナル第3戦を65-50で制した。第1戦は74-62で敗れたが、第2戦は72-63で勝利。

この勝利により、創設10年足らずのクラブは、わずか2度目のプレーオフ出場で、初のB.LEAGUEタイトルを獲得した。

広島は2013年に設立され、2016年からBリーグに参加。B2から始まり、2020年にB1昇格を果たした。初のプレーオフ進出を果たした2023−24シーズンは、西地区で41勝18敗の成績を残すも、準々決勝で千葉ジェッツに敗れた。今シーズンは36勝24敗でシーズンを終え、ワイルドカードでのファイナル出場からの優勝を果たした。

エースガードの寺嶋良を怪我で欠いた広島は、プレーオフでのアンダードッグと考えられていた。しかし、ドウェイン・エバンス、ケリー・ブラックシアー・ジュニア、ニック・メイヨのトリオを中心にチームは団結し、良いプレーを見せた。困難な状況を乗り越え、アジア最高峰のクラブが集まるBCLアジアへの出場権を獲得した広島は、BCLでも多くのファンを驚かせてくれるだろう。

第1回となるBCLアジア2024は、6月9日から15日にかけて開催される。FIBAアジアとシャバーブ・アル・アハリ・ドバイが合意し、アラブ首長国連邦のドバイで開催されることが発表された。遼寧フライングレオパーズは、今シーズンの中国バスケットボール協会(CBA)チャンピオンに輝き、出場が決定している。

FIBA