ミー（スイス） - アメリカのスーパースターであり、NBAオールスターゲームに10回選出されたカーメロ・アンソニー氏が、フィリピン、日本、インドネシアで8月25日から開催されるFIBAバスケットボールワールドカップ2023のグローバルアンバサダーに任命された。

すでにグローバルアンバサダー就任が発表された、アルゼンチンのスーパースター、ルイス・スコラやスペインのレジェンド、パウ・ガソルに加わり、カーメロ・アンソニーは、FIBAの最高峰の大会であるワールドカップのプロモーション活動に参加し、大会を盛り上げる。

「これまで世界の大舞台で誇りをもってアメリカ代表としてプレーしてきましたが、ワールドカップはバスケットボールの世界大会の中でも最も勝つことが難しい大会です。」とカーメロは言う。「個性、才能、そして素晴らしいケミストリーを完璧なバランスで発揮しなければなりません。今年のワールドカップですべてのプレイヤーを応援し、世界中でバスケットボールが盛り上がることを楽しみにしています。」

カーメロはオリンピックの金メダルを3回獲得し、NBA75周年記念チームに選ばれ、現在NBAの歴代スコアランキングのトップ10に入るなど、輝かしいキャリアを築いてきた。2006年のワールドカップ日本大会ではスコアラーとして活躍、アメリカチームを3位へと導き、オールスターファイブにも選出された。

1試合平均19.9得点を挙げ、グループステージでのイタリア戦では、35得点を決め、94‐85で逆転勝利に貢献した。これが起爆剤となり、アメリカ代表は3試合連続勝利を収めたが、その試合の中でもカーメロは、スリーポイントシュート20投中12本を沈めた。大会中唯一の敗北となった準決勝、101‐95でギリシャに負けた試合でも、カーメロは27得点という高得点を記録した。

カーメロ・アンソニー, FIBA バスケットボールワールドカップ2006日本大会

オリンピックの舞台においても、カーメロは、2008年、2012年、2016年の全勝による金メダルの獲得そして、2004年の銅メダルの獲得と、代表チームに貢献した。オリンピックにおけるアメリカ男子代表の記録としては、フィールドゴールを113/262本を沈め、スリーポイントにおいては歴代2位となる57／139本を決めている。またフリースローも71本放っており、総得点336は歴代2位の快挙である。さらにリバウンドも125本と、攻守に活躍した。

2004年、20歳でアテネオリンピックで衝撃的なデビューを飾り、2006年にワールドカップでプレー、2007年のFIBAアメリカップで優勝したカーメロは、その長いキャリアと、高い得点能力、強いリーダーシップで、アメリカのみならず世界的に伝説的な存在となっている。

カーメロ・アンソニー  , リオデジャネイロオリンピック2016

カーメロは、2月24日に開催されるワールドカップ予選Window 6のフィリピンvs.レバノンの試合のために、マニラに出向き、フィリピンのバスケットボールへの熱気を体感しながら、大会の盛り上げを行う予定。

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FIBAバスケットボールワールドカップ2023について
第19回を迎える本大会は、初の複数国開催となり、フィリピン、日本、インドネシアの3ヵ国で8月25日- 9月10日に行われます。

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