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2023年8月25日
9月10日
09/05/2023
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"RISING SUN" AKATSUKI JAPAN が世界の舞台で注目を集める5つの理由

ベイルート (レバノン) - AKATSUKI JAPAN の女子代表チームは東京オリンピックで銀メダルに輝いた。

カタールで開催されたFIFAサッカーワールドカップ2022では、サポーターの後押しを受けたサムライブルーは、スペインとドイツに勝利し、グループ首位でラウンド16に進出した。

 

さらに、野球日本代表 侍ジャパンは、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝候補筆頭のアメリカと決勝で対決、熱戦の末3度目の優勝を掴んだことは記憶に新しい。

 

日本代表はさまざまなスポーツにおいて競技力の高さのみならず、そのメンタリティによって世界を魅了してきた。いよいよ次は、フィリピン、インドネシア、日本の3カ国で開催されるFIBAバスケットボールワールドカップ2023に出場する、男子バスケットボール代表チームの番だろう。

8月25日から9月10日まで開催されるこの世界大会で、 AKATSUKI JAPAN が注目を集める5つの理由を紹介しよう。

AKATSUKI JAPANが飛躍する最大の理由は何?投票を忘れずに!

5:黄金世代のスター

女子バスケットボールの町田瑠唯選手、侍ジャパンの大谷翔平選手、サムライブルーの三苫薫選手や浅野拓磨選手など、日本を代表するナショナルチームには、コート/フィールド/ピッチに稀代の才能が躍動した。

町田が五輪アシスト記録を更新したのも、大谷が史上初めて二刀流でWBCのMVPに輝いたのも、従来のスターとは一線を画すことは明らかだ。彼らは代表チームにほんの稀にしか登場しないような、特別な才能の持ち主だ。

AKATSUKI JAPAN 男子代表チームもまた、稀代の才能たちを擁しているのだ。

日本生まれの選手として初めてNBAでプレーした田臥勇太のほか、桜木ジェイアールやニック・ファジーカスといった選手たちに続きNBAで活躍の機会を得た八村塁と渡邊雄太は、先人たちが成し遂げたことをはるかに凌駕したと言えるだろう。

渡邊はNBAで5年目、八村は4年目のシーズンを戦い、両選手とも自身のシーズン最多出場試合数を更新した。

日本バスケットボール界の2大スターは、常に世界のベストプレーヤーと戦っている。日本がこの2人のタレントを抱えているという事実は、AKATSUKI JAPAN が世界の舞台でミラクルを起こす可能性を十分に感じさせる。

(昨今Gリーグ、サマーリーグ、オーストラリアのNBLで活躍し、NBAの門を叩く27歳馬場雄大のことも忘れてはいけない)

4:新世代の台頭

確立されたスター選手以上に、世界の舞台で成功するためのもう1つの要因は、チーム内に刺激的な新星がいることだ。

サムライブルーには、2019年からスペインでプレーしている21歳の久保建英がいた。侍ジャパンでは、セミファイナルのメキシコ戦でサヨナラの二塁打を放った23歳の新星、村上宗隆がいた。

AKATSUKI JAPAN も、この点では恵まれている。21歳の河村勇輝は、昨年代表デビューを果たして以来見る者を魅了し、日本のB.LEAGUEでも真のスター選手として活躍している。

2018年のU18アジア選手権で河村とともに戦ったパートナーである22歳の富永啓生もまた、素晴らしいフォームで正確なシュートを放つ才能の持ち主だ。現在はアメリカNCAAネブラスカ大学"コーンハスカーズ"で研鑽を積んでいる。

さらに、U16アジア選手権2022 で MVPに輝いた川島悠翔や、U18アジア選手権2022で注目を集めたジェイコブス晶など、まだ19歳にも満たない期待の10代選手たちも頭角を表している。

3:国内競争

よほどのトップスター選手でない限り、皆世界レベルで直面する高いレベルの競争を覚悟しなければならないだろう。

AKATSUKI JAPAN はアジアで最も優れたプロリーグの1つに急成長しているB.LEAGUEで選手たちをプレーさせることで、確実に恩恵を受けている。B.LEAGUEには、日本代表選手だけでなく、スペイン、オーストラリア、フィリピンなど、他の国の代表選手も参加している。

富樫勇樹のようなガード、西田優大のようなウイング、井上宗一郎のようなビッグマンなどは、毎試合コンスタントに、より高みを目指すタレント同士で切磋琢磨する機会に恵まれている。AKATSUKI JAPAN はこれがワールドカップの舞台で大きな力になると信じている。

2:ホームアドバンテージ

ワールドカップの開幕にあたり、日本が世界大会で躍動しうるもう一つの大きな要因は、グループステージを沖縄で戦えるということだ。

東京オリンピックでは、観客席の声援に制限はあったものの女子バスケットボール代表は東京での戦いに勢いをつけられたことは間違いないだろう。WBCでは、日本は国内の試合において圧倒的な強さを見せた。サムライブルーは日本国内の戦いではなかったが、FIFAワールドカップではドーハのスタジアムで多くのファンが声援を送り選手をサポートした。

2023年のワールドカップでは、AKATSUKI JAPAN のファンが沖縄アリーナを埋め尽くし、選手たちを世界が驚く結果に導く原動力になることだろう。

1:「まぐれ」ではない

男子日本代表がバスケットボール界で注目されるのは初めてのことではない。それが、今年のワールドカップで再び脚光を浴びると信じる最大の理由の1つだ。

ワールドカップ2019アジア予選の中国大会で、日本がオーストラリアに挑み、大会最大の番狂わせを演じてから、まだ5年しか経っていない。オーストラリア代表、通称ブーマーズは当時FIBAアジア大会で無敗を誇っていたが、八村とファジーカスが代表デビューを飾った日本の手によって79-78というまさかの敗北を喫したのだった。

そして今、男子日本代表を率いているのは東京オリンピックで女子代表を銀メダルに導いたトム・ホーバス氏にほかならない。

この代表チームが、世界を舞台にひと騒ぎ起こすことは間違いないだろう。そしてそれが、言うまでもなく次のワールドカップであることを期待する。

あなたが日本が今年のワールドカップで成功を収める最大の理由は何だと思いますか?

FIBA