メルボルン（オーストラリア） - バスケットボールオーストラリア（BA）は、FIBAバスケットボールワールドカップ2023に向け、オーストラリア代表のロスターを15名に絞り込んだ。

「このチームにはたくさんの才能があり、どのチームとも互角に戦えるチャンスがあると思う...」

- ジョシュ・ギディ

選手リストには、ワールドカップアジア予選を共にプレーしてきた4人の選手が名を連ねている。 ニック・ケイ（8試合）、マシュー・デラベドバ（3試合）、ウィル・マクダウェル・ホワイト（3試合）、ジャック・ホワイト（3試合）だ。 

当初の18人のロスターから、サム・フローリング（6試合）、ソン・メイカー（3試合）、キアヌ・ピンダー（2試合）の3選手の名前が消えた。

ゴージャン ヘッドコーチは今回のカットについて、「才能に溢れたエリートチームなので、簡単にカットすることはできないが、現実には12人しか沖縄に連れて行くことができない。できることなら、この選手全員を連れて行きたい。でも、それがスポーツの一番難しいところなんだ。」とコメント。

「サム、ソン、キアヌ、そしてここケアンズでの彼らの貢献には最大限の敬意を表する。コート内外で、彼らは最高レベルのプロフェッショナリズムを発揮してきた。もちろん、彼らが私たちと一緒にプレーできないことは残念だが、彼らは皆、このプロセスを尊重し、私たちが何を達成するためにこのキャンプに参加しているのかを理解している。」と続けた。

これで、昨年インドネシアで開催されたFIBAアジアカップ2022で優勝したチームにいた選手は、マクダウェル・ホワイトだけとなった。

東京オリンピックで銅メダル獲得を経験しているメンバーは、デラベドバ、ケイ、クリス・グールディング、パティ・ミルズ、ジョシュ・グリーン、ジョー・イングルス、マティセ・タイブル、ダンテ・エグザム、ジョック・ランデール、デュオプ・リースの10人だ。

また、ブーマーズは史上初めて10人の現役NBA選手をチームに迎える。ミルズ、ティビュール、イングレス、ランデール、グリーン、デラベドバ、ホワイト、ザビエル・クックス、ダイソン・ダニエルズ、ジョシュ・ギディの10人だ。

そのなかでも最もエキサイティングな新進気鋭の才能のひとりが、NBAのオクラホマシティ・サンダーで2年目のシーズンを終え、1試合平均16.6得点、7.9リバウンド、6.2アシストを記録したギディだ。彼は2020年のアジアカップ予選で代表デビューを果たした。

ギディは、「ブーマーズでプレーすること、オーストラリア代表としてプレーすることをずっと夢見てきたから、このような機会を得られたことは本当に特別なこと。ワールドカップに出場するのが楽しみだよ。」と18人のロスター発表の際に語った。

「このチームにはたくさんの才能があり、どのチームとも互角に戦えるチャンスがあると思う。」

ブーマーズは、4月29日に行われたFIBAバスケットボールワールドカップ2023抽選会の結果、ドイツ、フィンランド、日本とともにグループEに入った。グループリーグは沖縄の沖縄アリーナで行われ、初戦は8月25日にフィンランドと対戦する。

「先週抽選が行われ、対戦相手と対戦地が決まり楽しみだ。非常にチャレンジングな大会に向けて、準備に取りかかりたいと思っている。」

FIBAバスケットボールワールドカップ2023は、8月25日から9月10日まで、フィリピン、日本、インドネシアで開催される。

FIBA